トリミングから帰ってきた愛犬は、毛並みがふんわり整って、いつも以上に可愛く見えるもの。「この姿を写真に残したい!」と思ってスマホを向けたものの、なかなか思うように撮れない……という経験はありませんか?
動いてしまう、目線が合わない、暗く写ってしまう。犬の写真には、ちょっとしたコツがあります。特別なカメラや機材がなくても、スマホひとつで写真は大きく変わります。この記事では、トリミング後の愛犬を可愛く撮るためのポイントをご紹介します。
トリミングの日は、シャッターチャンス
トリミング直後は、毛がもっともふんわりしていて、毛色のつやもきれいに出ています。カットのラインも整っているので、その子のいちばん可愛い姿を残せるタイミングです。
お迎えのあと、お家に帰って少し落ち着いたら、ぜひ写真を撮ってみてください。トリミングのたびに撮りためておくと、季節ごとのスタイルや、年を重ねるごとの変化を振り返れる大切な記録になります。
撮影の前に準備しておくこと
撮り始める前に、ちょっとだけ準備をしておくと、撮影がスムーズになります。
- スマホのレンズを拭く:指の脂がついているだけで、写真全体がぼんやりします。メガネ拭きなどで軽く拭いておきましょう。
- 写り込む場所を片づける:背景にごちゃごちゃしたものが写らないよう、撮る場所だけ片づけておきます。
- おやつやおもちゃを用意する:目線をもらうときや、ごほうびに使います。
- 手伝ってくれる人がいると心強い:ひとりが愛犬の気を引き、もうひとりが撮影すると、ぐっと撮りやすくなります。
ポイント1:明るい自然光で撮る
写真の印象を大きく左右するのが「光」です。
- 窓際で撮る:レースのカーテン越しのやわらかい光は、毛並みをふんわりきれいに見せてくれます。
- 晴れた日の屋外は日陰で:直射日光の下では影が強く出やすく、白い子は白い部分が飛んでしまいがちです。木陰や建物の陰がおすすめです。
- フラッシュは使わない:フラッシュの光は、愛犬を驚かせてしまうことがあります。目が光って写る原因にもなります。
- 日中の明るい時間に:部屋の照明だけで撮ると、写真が黄色っぽくなったり、暗くなったりしがちです。
夕方にお迎えした場合は、無理にその日に撮らなくても大丈夫です。翌日の午前中など、明るい時間に撮ったほうが、トリミングの仕上がりがきれいに写ります。
ポイント2:愛犬の目線の高さで撮る
人が立ったまま上から撮ると、頭が大きく、足が短く写ってしまいます。せっかく整えた足まわりや体のシルエットも、上からでは伝わりにくくなります。
しゃがんだり、床に寝そべったりして、愛犬の目の高さにスマホを構えてみましょう。それだけで、表情がぐっと生き生きと写ります。
さらに低い位置から少し見上げるように撮ると、足が長く見え、堂々とした雰囲気の写真になります。小型犬の全身を撮るときに試してみてください。反対に、少し上から顔をアップで撮ると、上目づかいの甘えた表情が撮れます。角度を変えて撮り比べると、その子の「いちばん可愛い角度」が見つかります。
ポイント3:目線をもらう工夫
カメラのほうを向いてくれないのは、犬の写真でいちばん多いお悩みです。
- スマホのすぐ上で、おやつやおもちゃを見せる
- 名前を呼んだり、小さな音を出したりする
- 家族に手伝ってもらい、スマホの後ろから声をかけてもらう
音や声に反応して首をかしげた瞬間は、とびきり可愛い表情が撮れるチャンスです。ただし、同じ音を何度も使うと慣れて反応しなくなるので、ここぞというときに使いましょう。
目線が合っていない写真も、実は素敵な一枚になることがあります。窓の外を見つめる横顔や、おもちゃに夢中な姿など、自然な瞬間もぜひ残してみてください。
ポイント4:ピントは「目」に合わせる
写真の中で、見る人がまず目にとめるのは愛犬の目です。画面に映る愛犬の目のあたりをタップして、ピントを合わせてから撮影しましょう。
スマホの「ポートレートモード」を使うと、背景がやわらかくぼけて、愛犬が際立った写真になります。ただし、ふわふわの毛先までぼけてしまうこともあるので、通常の写真モードと撮り比べてみるのがおすすめです。
ポイント5:動く子は連写で
じっとしていてくれない子は、連写を使いましょう。シャッターボタンを長押ししたり、スライドしたりすると連続で撮影できる機種が多くあります(操作方法は機種によって異なります)。
たくさん撮った中から、目線や表情がいちばんいい一枚を選べます。動画で撮影して、あとからお気に入りの瞬間を静止画として切り出す方法もあります。
ポイント6:背景はシンプルに
背景にいろいろなものが写り込んでいると、愛犬の印象がぼやけてしまいます。
- 無地の壁やカーテンの前で撮る
- 床にブランケットを1枚敷く
- 散らかっているものを画面の外によける
毛色と背景の色がはっきり違うと、トリミングで整えたシルエットがきれいに写ります。
ポイント7:構図を少しだけ意識する
スマホのカメラ設定で「グリッド(格子線)」を表示させると、構図が決めやすくなります。
- 顔のアップは、目を画面の上から3分の1あたりに
- 全身写真は、足先まで入れて、頭の上に少し余白を
- あえて真ん中から少しずらすと、おしゃれな雰囲気に
正面だけでなく、斜め前や横からも撮ってみましょう。トリミングで整えたマズルの丸みや、耳のラインは、横顔でこそ美しく見えることもあります。
毛色別のコツ
白い子・明るい毛色の子
明るい場所では白い部分が飛びやすく、毛のふわふわ感が写りにくくなります。画面をタップした後、明るさの調整で少し暗めにすると、毛の質感がきれいに出ます。背景は、少し濃い色を選ぶとシルエットが引き立ちます。
黒い子・濃い毛色の子
暗い場所では目と毛の境目がわかりにくく、表情が写りにくくなります。明るい窓際で、光が顔に当たるように撮りましょう。明るさを少し上げると、毛のつやや目の輝きが出ます。背景は明るい色がおすすめです。
2色以上の毛色の子
毛色の境目がその子らしさです。顔の模様がよく見える角度を探してみてください。正面だけでなく、斜め45度くらいから撮ると、立体感が出て模様もきれいに写ります。
撮った後のちょっとした編集
スマホの写真アプリにもともと入っている編集機能だけでも、写真はぐっとよくなります。
- 明るさ:少しだけ上げると、毛並みがやわらかく見えます。
- 傾きの補正と切り抜き:余計なものを画面の外に出して、愛犬を大きく見せます。
- フィルターは控えめに:色が大きく変わるフィルターは、実際の毛色と違って見えることがあります。記録として残すなら、自然な色合いのままがおすすめです。
シーン別の撮り方
お散歩中の写真
お散歩中は、表情が生き生きとしていてシャッターチャンスがたくさんあります。リードを持ちながら片手でスマホを構えるのは難しいので、家族に撮ってもらうのがおすすめです。歩いている姿は、少し前から低い位置で撮ると、足取りの軽さが伝わります。
ソファやベッドでくつろぐ姿
リラックスしているときは、トリミングで整えた毛並みがふんわり広がって見えます。起こさないよう静かに近づき、シャッター音が気になる場合は連写を控えましょう。窓からの光が入る時間帯なら、寝顔もやわらかく写ります。
家族と一緒の写真
家族と一緒に撮るときは、人がしゃがんで愛犬と目線の高さを合わせると、自然な一枚になります。抱っこして撮る場合は、愛犬の顔がカメラのほうに向くよう、抱き方を少し工夫してみてください。
後ろ姿や足元
しっぽのポンポンや、丸く整えた足先など、トリミングならではのポイントを狙った写真も素敵です。正面の写真と一緒に残しておくと、次回のオーダーにも役立ちます。
撮影は短く、楽しく
トリミングの後は、愛犬も少し疲れています。帰ってきてすぐに長い時間カメラを向けるより、ひと休みしてから、短い時間で撮るのがおすすめです。
撮影が終わったら、おやつをあげたり、たくさんほめてあげたりしましょう。「カメラを向けられると、いいことがある」と覚えてくれると、次の撮影がもっと楽しくなります。
写真はトリミングのオーダーにも役立つ
トリミング後に撮った写真は、次回のオーダーのときにも役立ちます。「前回のこのスタイルがよかった」「今回はもう少し短めに」と、写真を見せながら伝えると、トリマーにもイメージが伝わりやすくなります。
正面・横・上からの3枚を撮っておくと、スタイルの記録として特に便利です。スマホの中に「トリミング」のアルバムをつくっておくと、すぐに見返せます。オーダーの伝え方は「トリミングのオーダーで迷わない|カット用語集」の記事でご紹介しています。
スタッフ
まとめ
トリミング後の愛犬を可愛く撮るポイントは、明るい自然光、愛犬の目線の高さ、ピントを目に合わせることです。動く子は連写や動画も活用しながら、短い時間で楽しく撮影しましょう。撮りためた写真は、次回のオーダーにも役立つ大切な記録になります。
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所沢・東村山でトリミングサロンをお探しなら SKIPPYへ
SKIPPYでは、一頭ずつ手でていねいに乾かすハンドブローで、毛並みをふんわりと仕上げています。お迎えの後は、ぜひその可愛い姿を写真に残してあげてください。「こんなふうに撮れました」と次回のご来店時に見せていただけると、スタッフもとても喜びます。
記念日や撮影の予定に合わせたトリミングのタイミングは、「記念撮影前のトリミングはいつがベスト?」でご紹介しています。
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