「お家ではいつもおとなしいのに、ペットホテルではごはんを食べなかったらしい」「ケージの扉を必死に開けようとしていたと聞いて驚いた」。初めて愛犬を預けたとき、そんな話を聞いて心配になった飼い主様もいらっしゃるかもしれません。
こうした行動は、その子の性格やしつけのせいではありません。初めての場所で、飼い主様と離れて過ごすときに起こりやすい、ごく自然な反応です。そして、その多くは「慣れ」と事前の備えで、ずいぶん防ぎやすくなります。
この記事では、初めての場所でのお泊まりで起こりやすいことと、その理由、飼い主様ができる備えをご紹介します。不安をあおるためではなく、「知っておけば備えられる」ことをお伝えするための記事です。
初めてのお泊まりで起こりやすいこと
ごはんを食べない、おなかをこわす
緊張しているときは、いつものフードでも食べなかったり、食べる量が減ったりすることがあります。また、環境の変化がきっかけで、おなかをこわしてしまう子もいます。
初日はごはんを残していても、場所に慣れてくると、だんだんと食べられるようになることも少なくありません。
鳴き続ける、落ち着かない
飼い主様を呼ぶように鳴いたり、お部屋の中をうろうろと歩き回ったりすることがあります。特に、ふだんから飼い主様とずっと一緒に過ごしている子には、こうした様子が見られやすいものです。
ふだんはしないいたずらをする
お部屋の床や壁をかじったり、ペットシーツやタオルをびりびりにしたりと、お家ではしないいたずらをすることがあります。不安や緊張をまぎらわそうとする行動で、飼い主様が想像しないようなことをする子もいます。
外に出ようとする
扉を開けようとしたり、すき間に顔を入れたりと、外に出ようとする行動が見られることもあります。お部屋を移動するときや、お散歩のときに、急に走り出そうとする子もいます。これも「飼い主様のところへ帰りたい」という気持ちのあらわれです。
トイレの失敗、眠れない
ふだんはトイレを失敗しない子でも、場所が変わると失敗してしまうことがあります。また、夜になかなか寝つけず、小さな物音に反応してしまう子もいます。
| 起こりやすいこと | 背景にある気持ち | 備えの例 |
|---|---|---|
| ごはんを食べない | 緊張していて、それどころではない | いつものフードを小分けで、事前に慣れておく |
| 鳴き続ける | 飼い主様を探している | いつものにおいのタオルを一緒に |
| いたずらをする | 不安をまぎらわそうとしている | かんでもいいおもちゃ、事前の情報共有 |
| 外に出ようとする | 帰りたい、この場所が不安 | 首輪・ハーネスのサイズ確認、慣れ |
| 眠れない | 知らない音やにおいが気になる | 静かな環境、短時間の1泊で夜に慣れる |
なぜ、ふだんと違う行動が出るのか
においも音も人も、すべてが初めて
犬は、においや音でまわりの状況を確かめています。初めての場所では、そのどれもが「知らないもの」。緊張するのは当然のことです。
飼い主様がそばにいない
いちばん安心できる存在である飼い主様が、そばにいません。しかも、いつ迎えに来てくれるのかもわかりません。その心細さが、鳴く、外に出ようとするといった行動につながります。
いつもの生活リズムが変わる
お散歩の時間、ごはんの場所、寝る場所など、いつものリズムが変わることも、緊張の理由のひとつです。できるだけふだんに近い過ごし方を用意できるよう、事前の情報共有が大切になります。
いちばんの対策は「慣れておくこと」
こうした行動の多くは、「その場所を知っているかどうか」で大きく変わります。何度も通ったことのある場所、顔なじみのスタッフがいる場所なら、緊張がやわらぎ、ふだんに近い様子で過ごしやすくなります。
シャンプーやトリミングでお店に通う
ペットホテルと同じお店のサロンに通うと、お店のにおいやスタッフに自然に慣れていきます。「預けられても、必ずお迎えが来る」という経験も重なります。目安は半年ほど、月に1回程度です。くわしくは「ペットホテルを考え始めたら、トリミングで慣れておくと安心」をご覧ください。
夜に預けて朝お迎えする「短時間の1泊」
サロンに通う時間がないときは、本番の前に一度、夜にお預けして翌朝お迎えする短時間の1泊に挑戦してみる方法もあります。お泊まりでいちばん心配な「夜」を一度経験しておくと、本番も落ち着いて過ごしやすくなります。くわしくは「サロンに通う時間がないときは|「短時間の1泊」から始めてみる」をご覧ください。
どちらも必須ではありませんが、慣れておくと、愛犬も飼い主様ももっと安心できます。
飼い主様ができる備え
ふだんの様子をくわしく伝える
初めて預けるお店には、ふだんの様子をできるだけくわしく伝えましょう。特に、次のようなことがわかると、スタッフも備えやすくなります。
- ごはんの量と時間、食べないときに食べやすくなる工夫
- トイレのクセ(ペットシーツでするか、外でしかしないか)
- 留守番のときに鳴くことがあるか
- 物をかじるクセがあるか
- すきを見て外に出ようとしたことがあるか
- 苦手な音や、怖がるもの
「こんなことを言ったら断られるかも」と心配しなくて大丈夫です。事前にわかっていれば、お部屋の選び方や接し方を工夫できます。
首輪やハーネスのサイズを確かめる
首輪やハーネスがゆるいと、急に後ずさりしたときに抜けてしまうことがあります。お預けの前に、体に合ったサイズかどうか、金具がゆるんでいないかを確かめておきましょう。迷子札をつけておくと、より安心です。
いつものにおいを一緒に
ふだん使っているタオルやおもちゃがあると、知らない場所でも少し落ち着きやすくなります。かじるクセがある子は、かんでも安全なおもちゃを選んでください。
ごはんはいつもと同じものを
環境が変わるときは、ごはんはいつもと同じものを用意しましょう。1食分ずつ小分けにしておくと、いつもと同じ量を確実にお出しできます。
送り出しは明るく、あっさりと
お預けのときに飼い主様が不安そうにしていると、その気持ちが愛犬にも伝わります。「行ってらっしゃい」と明るく送り出してあげましょう。
SKIPPYが大切にしていること
SKIPPYのペットホテルは、「動物や人が苦手な子、環境の変化に弱い子も、安心して預けられる場所をつくりたい」という想いから生まれました。
- 木製の個室ルーム:ひとりで落ち着ける空間を用意しています。
- 頭数の制限と静かなホテルエリア:1日にお預かりする頭数を限り、トリミングルームとホテルエリアを分けています。
- 24時間の見守り:カメラと温湿度・音センサーで様子を見守り、夜間もスタッフが同じ建物内に常駐しています。
- ごはんは毎回スタッフが:お持ちいただいたいつものフードを、毎回スタッフがお出しし、食べ具合を確かめています。
- 体を動かす時間:屋外ドッグランやお散歩で気分転換し、緊張をやわらげられるようにしています(スタンダード・スイートルーム)。
様子に気になる変化があれば、飼い主様にご連絡します。体調面で気になる様子が続くときは、お迎え後にかかりつけの動物病院にもご相談ください。
よくあるご質問
前にほかのホテルでごはんを食べなかった子でも大丈夫ですか?
ご予約のときに、そのときの様子を教えてください。事前にサロンでお店に慣れておくことや、短時間の1泊で様子を見ることもできます。その子に合った過ごし方を一緒に考えます。
物をかじるクセがあります。預けられますか?
事前にお知らせいただければ、お部屋の使い方や過ごし方を工夫できます。かんでも安全なおもちゃをお持ちいただくのもおすすめです。
飼い主と離れると鳴いてしまいます。
ご予約のときに、お家での留守番の様子を教えてください。過ごし方の工夫や、お預かりの時期などをご相談させていただくことがあります。
初めてでも預けられますか?
はい、初めての方もお預かりしています。不安なことがあれば、ご予約の前にお気軽にご相談ください。
スタッフ
まとめ
初めての場所でのお泊まりでは、ごはんを食べない、鳴き続ける、いたずらをする、外に出ようとするといった行動が見られることがあります。どれも、初めての場所で飼い主様と離れることへの自然な反応です。いちばんの対策は、サロンや短時間の1泊でお店に慣れておくこと。そのうえで、ふだんの様子の共有、首輪やハーネスの確認、いつものにおいやごはんの用意で、安心して過ごせる準備ができます。
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所沢・東村山でペットホテルをお探しなら SKIPPYへ
SKIPPY(スキッピー)は、所沢市北秋津にあるトリミングサロン併設・ドッグラン付きのペットホテルです。木製の個室ルームでゆったり過ごせるよう、1日にお預かりする頭数を限っています。カメラと温湿度・音センサーによる24時間モニタリングに加え、夜間もスタッフが同じ建物内に常駐しています。スタンダード・スイートルームでは、1日1回以上のお散歩と、毎日の写真付きLINEレポートでワンちゃんの様子をお届けします。
ホテルのご利用を考えている方は、シャンプーやトリミングでお店に慣れておいていただくと、お泊まりの日もより安心です。もちろん、初めての方のご予約やご相談も歓迎しています。
- 住所:埼玉県所沢市北秋津357-1(駐車場あり)
- 電話受付:10時〜19時(年中無休)TEL 050-1794-3246
- ご予約:LINEから24時間受付
- お預かりの目安:体重12kg以下・ワクチン接種済みのワンちゃん(最長60日まで)。猫ちゃんもお預かりしています
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