毛色で変わるカットの見え方|同じスタイルでも印象が違う理由と、毛色の変化のお話

「お友だちの子と同じスタイルにしたのに、なんだか印象が違う」。そんなふうに感じたことはありませんか。

実は、同じスタイルにカットしても、毛色によって見え方はずいぶん変わります。ホワイトやクリームのような明るい毛色と、ブラックやブラウンのような濃い毛色では、光の当たり方や影のでき方が違うため、形の見え方や表情の見え方まで変わってくるのです。

この記事では、毛色によって変わるカットの見え方と、毛色に合わせたスタイルのポイント、成長や季節による毛色の変化についてご紹介します。

毛色でカットの見え方が変わる理由

ワンちゃんの姿は、光の当たり方と影のでき方で、私たちの目に見えています。明るい毛色は光をよく反射するので、影ができにくく、ふんわりとやさしい印象に見えます。一方、濃い毛色は光を吸収しやすいので、全体がひとつのシルエットとして見えやすく、輪郭がくっきりと見えます。

そのため、同じ長さ、同じ形にカットしても、明るい毛色の子はやわらかく、濃い毛色の子はシャープに見える、といった違いが出てきます。写真で見たスタイルと、実際の仕上がりの印象が少し違うと感じるのは、毛色の違いが理由のこともあります。

明るい毛色の子のポイント

ホワイト、クリーム、アプリコット、シルバーなど、明るい毛色の子のポイントです。

丸みやボリュームがやさしく見える

明るい毛色は影ができにくいので、丸みのあるスタイルがふんわりとやさしい印象に仕上がります。ぬいぐるみのような雰囲気を楽しみたいときにぴったりです。

形のメリハリは少しつけて

影ができにくいぶん、形の立体感が見えにくいこともあります。顔まわりの丸みや、足先の形など、ポイントになる部分にメリハリをつけると、スタイルの形がわかりやすくなります。

目元がよく見える

明るい毛色の子は、目や鼻の黒が引き立ち、表情がよく見えます。目元をすっきりさせると、くりっとした目の印象がいっそう強くなります。

濃い毛色の子のポイント

ブラック、ブラウン、レッド、チョコレートなど、濃い毛色の子のポイントです。

輪郭がくっきり見える

濃い毛色は、全体がシルエットとして見えやすいので、スタイルの輪郭がくっきりと見えます。丸い顔なら丸さが、すっきりしたスタイルならシャープさが、よりはっきり伝わります。

目元をすっきりさせると表情が見えやすい

濃い毛色の子は、目のまわりの毛と目の色が近いので、表情が見えにくくなることがあります。目元の毛をすっきり整えると、目がよく見えて、表情がいきいきと見えます。顔まわりのスタイルについては「顔まわりのカットで愛犬の印象はこんなに変わる」でもご紹介しています。

写真では明るい場所で

濃い毛色の子は、暗い場所で写真を撮ると、表情や形がわかりにくくなります。窓辺など明るい場所で撮ると、仕上がりのスタイルがきれいに写ります。撮り方は「トリミング後の愛犬をスマホで可愛く撮るコツ」でご紹介しています。

2色以上の毛色の子のポイント

白と茶、白と黒など、2色以上の毛色がある子は、色の境目がスタイルの見え方に関わってきます。

色の境目がラインに見える

毛色の境目は、それ自体がひとつのラインのように見えます。カットのラインと色の境目が重なると、すっきりとした印象になり、ずれると少し複雑な印象になることがあります。

模様を生かすスタイルも

顔の模様や体の模様は、その子だけの個性です。模様が引き立つように長さや形を整えると、その子らしさがぐっと出ます。気に入っている模様があれば、ぜひ教えてください。

毛色見え方ポイント
明るい毛色(ホワイト・クリーム・アプリコットなど)ふんわりやさしく見える形のポイントにメリハリを
濃い毛色(ブラック・ブラウン・レッドなど)輪郭がくっきり見える目元をすっきりさせて表情を見せる
2色以上の毛色色の境目がラインに見える模様を生かす長さや形に
毛色ごとの見え方とポイント

※同じ毛色でも、毛質や毛量で見え方は変わります。

毛色は変わることもある

子犬から大人になるにつれて

子犬のころと大人になってからで、毛色が変わる子もいます。子犬のころは濃かった毛色が、成長とともに少しずつ明るくなっていくこともあります。毛色が変わると、同じスタイルでも見え方が変わるので、そのときどきの毛色に合わせてスタイルを見直すのもおすすめです。

根元と毛先で色が違うことも

毛の根元と毛先で色が違う子もいます。その場合、長さによって見える毛色が変わることがあります。短くカットすると「色が変わった」と感じることがあるのは、このためです。

季節や日差しで

季節や、日差しを浴びる時間によって、毛色の見え方が少し変わることもあります。毛色の変化で急に気になることがあるときは、動物病院で相談してみてください。

毛色を生かすオーダーのコツ

参考の写真は毛色が近い子を

参考の写真を探すときは、スタイルだけでなく、毛色が近い子の写真を選ぶのがコツです。毛色が近いほど、仕上がりのイメージに近づきやすくなります。

長さは数字で

根元と毛先で色が違う子は、長さによって毛色の見え方も変わります。長さは「短め」「長め」より「何ミリ」と数字で伝えると、仕上がりのイメージがそろいやすくなります。くわしくは「犬のカットの長さは何ミリがいい?」をご覧ください。

毛色に合うおしゃれも

リボンやバンダナは、毛色とのコントラストを意識して選ぶと、小さなアクセントでも目を引きます。選び方は「仕上げのリボン・バンダナ」でご紹介しています。

よくあるご質問

写真と同じスタイルにしたのに、印象が違うのはなぜですか?

毛色や毛質、顔立ちが違うと、同じスタイルでも見え方は変わります。写真のスタイルの「どこが気に入っているか」を伝えていただけると、その子の毛色に合わせて調整できます。

短くカットしたら、毛色が変わって見えました

毛の根元と毛先で色が違う子は、長さによって見える毛色が変わることがあります。伸びてくると、もとの見え方に戻ることが多いです。

毛色に合わせたスタイルを提案してもらえますか?

はい。毛色や毛質、顔立ちを見ながら、その子に似合うスタイルをご提案します。迷ったときは、お気軽にご相談ください。

SKIPPY
スタッフ
スタッフからのひとこと同じスタイルでも、毛色が違うとまったく違う表情に見えるのが、トリミングのおもしろいところです。明るい毛色の子のふんわり感、濃い毛色の子のくっきりした輪郭、それぞれのよさを生かして仕上げます。その子の毛色がいちばん引き立つスタイルを、一緒に見つけましょう。

まとめ

同じスタイルにカットしても、毛色によって見え方は大きく変わります。明るい毛色はふんわりやさしく、濃い毛色は輪郭がくっきりと見え、2色以上の毛色は色の境目がラインに見えます。毛色は成長や長さによって変わって見えることもあります。参考の写真は毛色が近い子を選び、長さは数字で伝えて、その子の毛色がいちばん引き立つスタイルを担当トリマーと一緒に見つけていきましょう。

関連記事

所沢・東村山でトリミングサロンをお探しなら SKIPPYへ

SKIPPY(スキッピー)は、所沢市北秋津にある、開業15年・累計4万頭超の施術実績を持つ美容に特化した専業トリミングサロンです。トリマーと2人だけの個室で一頭ずつ向き合い、担当トリマー制で、その子の性格や毛質に合わせて仕上げます。料金は犬種ごとの基本料金を明記し、追加料金がかかる場合は事前にご説明して、ご了承をいただいてから施術します。

  • 住所:埼玉県所沢市北秋津357-1(駐車場あり)
  • 電話受付:10時〜19時(年中無休)TEL 050-1794-3246
  • ご予約:LINEから24時間受付
  • 12kg以下のワンちゃんは、トリミング当日の日中お預かりがコースに含まれています

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP