【犬種別】トリミングのカットスタイル図鑑|愛犬に似合うスタイルの選び方

「毎回なんとなく“いつもの”でお願いしている」「SNSで見かけたカットがかわいかったけれど、うちの子にも似合うのかな?」――そんなふうに感じている飼い主様は多いのではないでしょうか。

トリミングは、清潔を保つためだけのものではありません。同じワンちゃんでも、顔まわりの丸みや毛の長さを少し変えるだけで、印象はがらりと変わります。季節や暮らし方に合わせてスタイルを選べば、見た目がかわいくなるだけでなく、お家でのお手入れもぐっと楽になります。

この記事では、人気犬種ごとの定番カットスタイルと、愛犬に似合うスタイルの選び方を、SKIPPYのトリマー目線でご紹介します。

この記事でわかること

  • カットスタイルの基本的な考え方
  • 人気5犬種の定番カット
  • 愛犬に似合うスタイルを選ぶ4つのポイント

カットスタイルは「顔」×「体の長さ」で考える

カットの名前はたくさんありますが、基本は「顔まわりをどう仕上げるか」と「体の毛をどのくらい残すか」の組み合わせです。この2つを押さえておくと、スタイル選びがぐっと分かりやすくなります。

顔まわりの3タイプ(まるく残す・口まわりスッキリ・眉ひげを残す)と体の長さ3段階(長め・標準・短め)の図解

顔まわりは、大きく3つのタイプに分けられます。

  • まるく残す(テディベア風):顔全体をふんわり丸く整える、いちばん人気のスタイル。やさしく、あどけない印象になります。
  • 口まわりをスッキリ(プードルフェイス):マズルの毛を短く刈り、目元をはっきり見せるスタイル。食事で口元が汚れにくいのもうれしいポイントです。
  • 眉・ひげを残す(シュナウザー風):眉と口ひげを長めに残し、りりしく知的な印象に仕上げます。

体の毛は、ふんわり感を楽しむ「長め」、見た目とお手入れのバランスがよい「標準」、お手入れが楽な「短め」の3段階で考えると、トリマーとのイメージ共有もスムーズです。

人気犬種別・定番のカットスタイル

トイ・プードル、シーズー、マルチーズ、ミニチュア・シュナウザー、ポメラニアンの定番カットとトリミング頻度の目安

トイ・プードル

カットの自由度がもっとも高い犬種です。定番は、頭と顔をまるく残す「テディベアカット」。頭の毛をボリュームたっぷりに丸く仕上げる「アフロカット」や、口まわりを刈って目元を強調する「プードルフェイス(顔バリ)」も人気です。耳の毛を短くするか長く残すかだけでも、印象が大きく変わります。

シーズー

目にかかる毛が伸びやすいため、顔まわりを丸く短めに整えるテディベアカットが人気です。前髪を伸ばしたい場合は、頭の毛を結ぶ「トップノット」にすると視界を確保でき、リボンで華やかさもプラスできます。

マルチーズ

全身を均一な長さにそろえる「パピーカット」が定番。子犬のようなあどけなさが続きます。白く柔らかい被毛を生かして、耳やしっぽだけを長めに残すアレンジもおすすめです。

ミニチュア・シュナウザー

眉毛と口ひげ、足まわりの飾り毛を残し、頭と背中を短く整える「シュナウザーカット」が定番です。最近は、顔を丸く仕上げるテディベア風のアレンジも増えています。

ポメラニアン

全体を丸く整えて、ふわふわのシルエットを強調するスタイルが人気です。柴犬のような印象に整える「ポメ柴カット」も愛らしいスタイルですが、短く刈り込みすぎには注意が必要です(理由は次の章でご紹介します)。

愛犬に似合うスタイルを選ぶ4つのポイント

1.毛質と骨格に合わせる

同じ犬種でも、毛のコシや量、顔の形は一頭一頭違います。写真と同じスタイルをお願いしても印象が少し変わるのはこのためです。トリマーは骨格や毛の流れを見ながら長さのバランスを調整しますので、「この子に似合うようにアレンジしてほしい」と伝えていただくのもおすすめです。

2.お家でのお手入れ時間から考える

毛を長く残すほどふんわりかわいく仕上がる一方で、毛玉はできやすくなります。毎日ブラッシングの時間が取れるなら長め、忙しい時期は短めなど、ご家庭のペースに合わせて選ぶと、次のトリミングまできれいな状態を保てます。

ブラッシングが毎日なら長め、2〜3日に1回なら標準、週1回くらいなら短め〜標準という目安の図解

3.季節と暮らし方を考える

夏は短くしたくなりますが、被毛には紫外線や虫、冷房の冷えから皮膚を守る役割もあります。特にポメラニアンや柴犬などのダブルコートの犬種は、短く刈り込みすぎると毛が生えそろうまでに時間がかかったり、毛質が変わったりすることがあります。長さは慎重に決めましょう。

雨の日の散歩が多い時期は足まわりだけ短めにするなど、部分的に調整するのも効果的です。

4.年齢や体調に合わせる

子犬のうちは、トリミングそのものに慣れることが大切です。最初は顔まわりやお尻まわり、足先などの部分カットから始めて、少しずつ全身のカットへ進めていきましょう。

シニア犬は、長い時間立ち続けることが体の負担になる場合があります。仕上がりの美しさだけでなく、施術時間が短く、お家でのお手入れもしやすいスタイルを選んであげるのもやさしさのひとつです。

迷ったら「長め」から試すのがおすすめ

毛は短くすることはすぐにできますが、伸ばすには時間がかかります。初めてのスタイルに挑戦するときは少し長めから始めて、次回以降に少しずつ調整していくと失敗がありません。

スタイル選びに迷ったら、トリマーにご相談ください

カットスタイルは、愛犬の魅力を引き出すだけでなく、毎日の暮らしを快適にするためのものでもあります。「いつもの」も安心ですが、季節の変わり目やお誕生日などをきっかけに、新しいスタイルに挑戦してみるのも楽しいですよ。

SKIPPYでは、担当トリマーがカウンセリングから仕上げまでを担当し、毛質・骨格・暮らし方に合わせたスタイルをご提案しています。過去のカットスタイルも記録しているので、「前回より少し短めに」「今回は耳だけ伸ばしたい」といったご相談もお気軽にどうぞ。

また、前回から30日以内のご来店は基本料金が10%OFFになります。スタイルがきれいなうちに整えることで、毛玉や皮膚トラブルの予防にもつながります。

理想のスタイルを上手に伝えるコツは、「失敗しない!トリマーへの上手なオーダー方法」の記事で詳しくご紹介しています。あわせてご覧ください。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP