トリミングとは?シャンプー・カット・エチケットケアの違いをやさしく解説

犬を迎えたばかりの飼い主様からよくいただくのが、「トリミングって、具体的に何をするんですか?」というご質問です。

「毛を切ること」というイメージが強いかもしれませんが、実際のトリミングには、シャンプーや爪切り、耳のお手入れなど、ワンちゃんの健康と快適な暮らしを守るためのケアがたくさん含まれています。

この記事では、初めて犬を飼う方に向けて、トリミングの基本をやさしく解説します。

この記事でわかること

  • トリミングとグルーミングの違い
  • サロンでしてもらえる3つのこと
  • 「シャンプー」と「トリミング」、どちらを選べばいいか

トリミングとは?

「トリミング(trimming)」は、本来「毛を切って形を整えること」を指す言葉です。ただ、トリミングサロンでは、シャンプーやカット、爪切りなどのお手入れ全体をまとめて「トリミング」と呼ぶことがほとんどです。

似た言葉に「グルーミング」があります。こちらはブラッシングや爪切りなど、体を清潔に保つお手入れ全般のこと。厳密に使い分ける必要はなく、「サロンでしてもらう体のお手入れ全部」と考えていただいて大丈夫です。

トリミングサロンでしてもらえる3つのこと:シャンプー、カット、エチケットケア

サロンでしてもらえる3つのこと

1.シャンプー・ブロー

お家では落としきれない皮脂や汚れを、しっかり洗い流します。意外と大切なのが「乾かす」工程です。乾かし残しは、においや皮膚トラブルの原因になります。毛量の多い子や長毛の子は、お家で根元まで完全に乾かすのは難しいもの。プロのドライヤー技術が生きる部分です。

また、犬の皮膚は人よりも薄くデリケートです。人用のシャンプーではなく、犬の皮膚に合ったシャンプーを使うことも大切なポイントです。

2.カット

トイ・プードルやシーズー、マルチーズなど、毛が伸び続ける犬種には定期的なカットが欠かせません。見た目を整えるだけでなく、「目に毛が入る」「お尻まわりが汚れる」「足裏の毛で滑る」といった、毎日の困りごとを防ぐ役割もあります。

3.エチケットケア

爪切りや耳のお手入れなど、健康を守るための細かなケアです。SKIPPYでは次の6項目を、すべてのコースに含めています。

エチケットケア6項目:爪切り、耳のケア、肛門腺しぼり、お尻のバリカン、足裏のバリカン、足まわりカット

どれも小さなケアですが、爪が伸びすぎると歩きにくくなったり、折れて出血したりすることがあります。肛門腺にたまった分泌物は、においや炎症の原因にもなります。お家で行うのが難しい部分こそ、プロに任せるのがおすすめです。

トリミングをしないとどうなる?

「毛が伸びても、見た目が少しボサボサになるだけ」と思われがちですが、実はワンちゃんの体にさまざまな負担がかかります。

  • 目に毛が入る:目のまわりの毛が伸びると、目を傷つけたり、涙やけの原因になったりします。
  • 毛玉ができる:毛玉は皮膚を引っ張って痛みを生み、蒸れやかゆみの原因にもなります。
  • 足が滑る:足裏の毛が伸びると、フローリングで踏ん張れず、関節やけがの原因になります。
  • お尻まわりが汚れる:排せつ物が毛につきやすくなり、不衛生な状態が続いてしまいます。

こうしたトラブルを防ぐことも、トリミングの大切な目的です。

「シャンプー」と「トリミング」、どちらを選ぶ?

サロンのメニューは、「カットがあるかどうか」で分かれていることが多いです。SKIPPYの場合は、次の3つのコースからお選びいただけます。

  • シャンプーコース:カットが必要ない子のためのコース。チワワ(スムース)や柴犬、パグなど毛の短い犬種におすすめです。
  • トリミングコース:シャンプーにオーダーカットが加わった基本のコース。いちばん多く選ばれています。
  • SKIPPYコース:トリミングコースに、パック・肉球ケア・ハーブ歯みがき・フォト撮影がすべて含まれたコースです。
毛が短くカット不要ならシャンプーコース、カットもしたいならトリミングコース、毛玉やにおいも予防したいならSKIPPYコース

どのコースでも、シャンプー・スパ・ブロー・エチケットケア・皮膚チェックの内容は同じです。迷ったときは、ご予約の際に犬種と毛の状態を教えていただければ、ぴったりのコースをご案内します。

なお、メニューの呼び方はサロンによってさまざまです。「シャンプー&カット」「グルーミング」「トリミング」など名前が違っても、中身が同じことはよくあります。サロンを比べるときは、名前ではなく「何が含まれているか」を確認するのがおすすめです。

どのくらいの頻度で通えばいい?

毛が伸びる犬種は、月に1回が理想的なペースです。毛の短い犬種でも、1〜2か月に1回のシャンプーで、皮膚と被毛を清潔に保てます。通うペースについては、「トリミングサロンを上手に活用しよう!」でも詳しくご紹介しています。

お家のケアとサロンのケア、どう分ける?

トリミングに通っていても、お家でのお手入れは欠かせません。役割を分けて考えると、無理なく続けられます。

  • お家で毎日したいこと:ブラッシング、歯みがき、お散歩後の足拭き
  • サロンに任せたいこと:シャンプー・ブロー、カット、爪切り、耳のケア、肛門腺しぼり

毎日のブラッシングで毛玉を防いでおくと、サロンでの施術時間が短くなり、ワンちゃんの負担も軽くなります。歯みがきのコツは「新習慣!オーラルケアで気になる口臭を防ぐ」でご紹介しています。

毛に隠れた皮膚のチェックも、トリミングの大切な役割

トリミングには、もうひとつ大切な役割があります。それは、普段は毛に隠れて見えない皮膚の状態を確認できることです。

SKIPPYでは30分以上の時間を確保して、全身の皮膚をチェックしています。赤みやできもの、小さな傷など、気になる点を見つけたときは、お迎えの際に飼い主様へご報告します。毎月プロの目で体を確認できるのは、トリミングならではのメリットです。

まとめ

トリミングは「おしゃれのため」だけのものではなく、毎日を快適に過ごすための「健康管理」でもあります。初めての方は、分からないことを何でもトリマーに聞いてみてください。

SKIPPYでは、初めてご来店される方向けのご案内もご用意しています。「はじめての方へ」もあわせてご覧ください。

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