肌寒くなってくると、愛犬にかわいい服を着せる機会が増えますよね。お散歩のときの防寒や、抜け毛対策にも役立つ服ですが、実は「毛玉ができやすくなる」という落とし穴があります。
特に、トイ・プードルやマルチーズ、ミックス犬など、毛が伸び続ける犬種は注意が必要です。この記事では、服を着る季節の毛玉対策と、服の選び方、お家でしていただきたいことをご紹介します。
この記事でわかること
- 服を着ると毛玉ができやすくなる理由
- 毛玉ができやすい場所と、服の選び方・着せ方
- 毛玉ができてしまったときの対処法
服を着ると毛玉ができやすくなる理由

毛玉は、毛と毛がこすれ合って絡まることでできます。服を着ていると、歩いたり体を動かしたりするたびに、服の生地と毛がこすれて、毛が絡まりやすくなります。
さらに、服の中は湿気がこもりやすく、静電気も起きやすいため、毛玉ができやすい環境になってしまうのです。
また、服を着ていると、抜けた毛が外に落ちずに服の中にたまります。たまった抜け毛が、生えている毛に絡みついて毛玉になることも少なくありません。服を脱がせたら、体に残った抜け毛をブラッシングで取り除いてあげることが大切です。
毛玉ができやすい場所
- 脇の下:服の袖と体がこすれやすく、いちばん毛玉ができやすい場所です。
- 首まわり:服の襟や、首輪・ハーネスがこすれる場所です。
- 胸やお腹:服の生地が当たり続ける場所です。
- 足のつけ根:服の裾や袖口がこすれやすい場所です。

服を脱がせたときに、これらの場所を触ってみてください。フェルトのように固くなっているところがあれば、毛玉ができ始めているサインです。
服の選び方と着せ方のポイント

サイズはぴったりすぎず、ゆるすぎず
小さすぎる服は体を締めつけて毛をこすり、大きすぎる服は動くたびにずれて摩擦が増えます。体に合ったサイズを選びましょう。
生地はなめらかなものを
表面がなめらかな生地のほうが、毛との摩擦が少なくなります。ざっくりとした編み目のニットは、毛が引っかかりやすいことがあります。
着せっぱなしにしない
お散歩など、服が必要なときだけ着せて、お家の中では脱がせてあげましょう。長時間着せたままにすると、毛玉ができやすくなるだけでなく、服の中が蒸れて皮膚のトラブルにつながることもあります。
お家でしていただきたいのは、服を脱いだあとのブラッシング
服を着る季節も、お家でのお手入れはブラッシングだけで大丈夫です。ポイントは、服を脱がせたあとにブラッシングをすること。服の摩擦で絡み始めた毛を、その日のうちにほどいておくことが、毛玉を防ぐいちばんの近道です。
特に、脇の下や首まわりなど、服がこすれる場所は念入りにとかしましょう。ブラッシングのやり方は、「犬のブラッシング完全ガイド」でご紹介しています。
首輪・ハーネスやレインコートにも注意
服だけでなく、首輪やハーネスがこすれる場所も毛玉ができやすくなります。お散歩から帰ったら外して、こすれていた場所をブラッシングしてあげましょう。
雨の日のレインコートも、服と同じように毛がこすれやすくなります。さらに、濡れた毛は絡まりやすいため、帰宅後はしっかり乾かしてからブラッシングすることが大切です。
乾燥する季節は静電気も起きやすく、毛が絡まる原因になります。お部屋の湿度を保つことも、毛玉予防につながります。
毛玉ができてしまったら

毛玉ができてしまったときは、お家で無理にほどいたり、はさみで切ったりしないでください。
- 無理にほどこうとすると、皮膚が引っ張られて強い痛みを与えてしまいます。
- 毛玉は皮膚のすぐ近くまで絡んでいることが多く、はさみで切ると皮膚まで切ってしまう事故が起こりやすくなります。
- 痛い思いをすると、ブラッシングそのものを嫌がるようになってしまいます。
毛玉を見つけたら、次のトリミングのときにトリマーへお伝えください。毛玉の状態によっては、皮膚への負担を考えて、その部分を短くカットすることもあります。
毛玉が多いと、ほどく作業に時間がかかり、ワンちゃんの負担も大きくなります。服を着る季節こそ、トリミングの間隔をあけすぎないことが大切です。
秋冬のスタイル選びのヒント
服を着ることが多い子は、脇の下や胸まわりを少し短めに整えておくと、毛玉ができにくくなります。見た目のふんわり感は顔まわりや足先で残しつつ、服がこすれる場所だけ短くする、といった調整もできます。スタイルについては、トリミングのときにお気軽にご相談ください。
よくあるご質問
毛玉ができやすい子は、どのくらいの間隔で通えばいい?
毛玉ができやすい子は、3〜4週間に1回のペースがおすすめです。毛玉が小さいうちに整えられるので、施術時間も短く、ワンちゃんの負担も軽くなります。SKIPPYでは、前回から30日以内のご来店で基本料金が10%OFFになります。
まとめ
服を着る季節は、脱いだあとのブラッシングで毛玉を防ぐのがポイントです。毛玉ができてしまったら、お家で無理をせず、プロにお任せください。毎月のペースでトリミングに通っていれば、毛玉が大きくなる前に整えることができます。
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