犬は何歳からシニア?年齢とともに変わる被毛・皮膚・体のサイン

「最近、よく寝ている時間が増えた」「毛のツヤがなくなってきた気がする」――そんな変化を感じたら、愛犬がシニア期に入り始めたサインかもしれません。

犬は人よりもずっと早く年を重ねます。シニア期の変化にいち早く気づいて、お手入れや暮らし方を少しずつ見直していくことが、愛犬の快適な毎日につながります。

この記事では、犬がシニア期に入る年齢の目安と、年齢とともに現れやすい体の変化、シニア期に見直したいお手入れをご紹介します。

この記事でわかること

  • 犬は何歳からシニア期に入るのか
  • 被毛・皮膚・体に現れやすい変化
  • シニア期に見直したいお手入れのポイント

犬は何歳からシニア?

一般的に、小型犬・中型犬は7歳ごろ、大型犬は5〜6歳ごろからシニア期に入るといわれています。体の大きな犬ほど、年を重ねるスピードが早い傾向があります。

小型犬・中型犬は7歳ごろ、大型犬は5〜6歳ごろからシニア期に入るのが目安

ただし、これはあくまで目安です。同じ年齢でも、元気いっぱいの子もいれば、早くから変化が現れる子もいます。年齢の数字よりも、「その子の体にどんな変化が出ているか」に目を向けることが大切です。

年齢とともに現れやすい変化

被毛、皮膚、目、耳、足腰、睡眠に現れやすい年齢による変化

被毛の変化

毛のツヤやハリがなくなり、パサついてくることがあります。口のまわりや目のまわりに白い毛が増えたり、毛量が減って薄くなったりすることもあります。

皮膚の変化

皮膚が薄く乾燥しやすくなり、フケが出やすくなります。イボやしこりができやすくなるのも、シニア期によく見られる変化です。

目・耳の変化

目が白っぽくにごってくる、物にぶつかりやすくなる、名前を呼んでも反応が遅い、といった変化が見られることがあります。

体力・足腰の変化

寝ている時間が長くなる、お散歩のペースがゆっくりになる、段差を嫌がる、立ち上がるのに時間がかかる、などの変化が現れます。

口の変化

歯石がたまりやすくなり、口臭が強くなることがあります。

行動の変化

夜中に起きて鳴く、同じ場所をぐるぐる回る、呼んでも反応しないことが増えた、などの変化が見られることもあります。気になる行動があれば、動物病院で相談しましょう。

シニア期に見直したいお手入れ

ブラッシングは「やさしく、こまめに」

皮膚が薄くなるシニア期は、ブラシの当て方をいつもよりやさしくしましょう。1回の時間は短くして、回数を分けるのがおすすめです。毎日触れることで、しこりや皮膚の変化にも早く気づけます。

足裏の毛と爪をこまめに整える

足腰が弱くなってくると、足裏の毛が伸びたり爪が長くなったりするだけで、滑りやすくなります。足裏の毛と爪は、若いころよりこまめに整えてあげましょう。

トリミングの間隔をあけすぎない

毛が伸びすぎたり毛玉ができたりしてからトリミングをすると、施術時間が長くなり、体への負担が大きくなります。シニア期こそ、間隔をあけすぎずに通うほうが、1回あたりの負担を小さくできます。

スタイルは「お手入れのしやすさ」を優先

若いころのように長い毛を保つよりも、お家でのお手入れがしやすく、短い時間で整えられるスタイルに切り替えるのもひとつの方法です。

暮らしの中で見直したいこと

  • 床に滑り止めを:フローリングにマットを敷くと、足腰への負担を減らせます。
  • 段差をなくす:ソファやベッドへの上り下りには、ステップやスロープを用意してあげましょう。
  • 室温の管理:体温調節が苦手になるため、夏の暑さや冬の冷えに気を配りましょう。
  • 定期的な健康診断:シニア期に入ったら、若いころより頻度を上げて健康診断を受けると安心です。

トリマーに伝えてほしい変化

「最近、後ろ足がふらつく」「右側を触ると嫌がる」「目が見えにくくなってきた」など、お家で気づいた変化は、トリミングの際にぜひ教えてください。姿勢や声のかけ方を工夫するなど、その子に合わせた施術に生かします。

シニア期のシャンプーとトリミング

皮膚が乾燥しやすくなるシニア期は、シャンプーのあとの保湿も大切です。SKIPPYでは、オプションでリッチ・トリートメントもご用意しています。皮膚が敏感な子には、低刺激の薬用シャンプーを選ぶこともできます。

また、シニア犬のトリミングでは、こまめに休憩をはさみながら、その子のペースで進めています。体調によっては途中でやめたり、部分的なケアに切り替えたりすることもあります。施術中に体調が急に変わったときは、すぐに飼い主様へご連絡し、必要に応じて動物病院の受診をご案内します。

「いつもと違う」に気づいたら

体の変化の中には、年齢によるものだけでなく、病気が隠れている場合もあります。急に食欲が落ちた、水を飲む量が増えた、しこりが大きくなってきた、などの変化があるときは、早めに動物病院で相談しましょう。

SKIPPYのトリミングでは、30分以上の時間をかけて全身の皮膚をチェックしています。気になる変化を見つけたときは、お迎えのときにお伝えします。毎月のトリミングを、愛犬の体の変化に気づく機会としても活用してください。

まとめ

シニア期は、愛犬とのかけがえのない時間がゆっくりと流れる時期です。年齢とともに現れる変化を知り、お手入れを少しずつ見直していくことで、シニア犬も快適に過ごせます。SKIPPYでは年齢に関係なくトリミングもペットホテルもお受けしています。詳しくは「高齢犬は何歳までトリミングできる?」や「シニア犬のペットホテル」をご覧ください。

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