冬の乾燥・フケ対策|暖房の季節に気をつけたい皮膚と被毛のケア

秋から冬にかけて、愛犬の体をなでたときに白い粉のようなフケが目立ったり、体をかく回数が増えたりしていませんか?

空気が乾燥し、暖房を使う時間が長くなる冬は、ワンちゃんの皮膚も乾燥しやすい季節です。犬の皮膚は人よりもずっと薄くデリケートなため、乾燥の影響を受けやすいといわれています。

この記事では、冬の乾燥から愛犬の皮膚と被毛を守るためのポイントをご紹介します。

この記事でわかること

  • 冬に皮膚が乾燥しやすい理由と、乾燥のサイン
  • お部屋の環境づくりと、お家でできること
  • サロンでできる冬の保湿ケア

冬に皮膚が乾燥しやすい理由

空気の乾燥、暖房の温風、洗いすぎ、服の摩擦
  • 空気の乾燥:冬は湿度が下がり、皮膚から水分が逃げやすくなります。
  • 暖房:エアコンやヒーターの温風で、お部屋の空気がさらに乾燥します。暖房器具の近くで過ごす時間が長い子は特に注意が必要です。
  • 洗いすぎ:汚れが気になって頻繁にシャンプーすると、皮膚を守る皮脂まで落としてしまい、乾燥が進みます。
  • 服の摩擦:服がこすれることで、皮膚や被毛に負担がかかることがあります。

こんな様子は乾燥のサイン

  • 体をなでると、白くて細かいフケが目立つ
  • 体をかいたり、なめたりする回数が増えた
  • 毛のツヤがなくなり、パサついている
  • ブラッシングのときに静電気が起きやすい

乾燥しやすいのは、お腹や首まわり、足のつけ根など、毛が少なく皮膚が薄い場所です。

お部屋の環境を整えよう

湿度は40〜60%を目安に、暖房の風を直接当てない、ブラッシングはやさしく、自己判断で塗らない・洗わない

湿度は40〜60%を目安に

冬は加湿器などを使って、お部屋の湿度を保ちましょう。湿度計を置いておくと、目で見て管理できて便利です。

暖房器具との距離に気をつける

ヒーターやホットカーペットの近くに長くいると、皮膚が乾燥したり、低温やけどをしたりすることがあります。暖房の風が直接当たらない場所に、寝床を用意してあげましょう。

お家でしていただきたいのは、やさしいブラッシング

乾燥の季節も、お家でのお手入れは毎日のブラッシングだけで大丈夫です。ブラッシングで皮膚に適度な刺激を与えると血行がよくなり、抜け毛やフケも取り除けます。

ただし、乾燥した皮膚はいつもより敏感になっています。ブラシを当てる力は、いつもより弱めを意識しましょう。静電気でブラッシングを嫌がる子は、無理をせず短い時間で切り上げてください。

保湿剤や人用のクリームを自己判断で塗ったり、フケを取るためにお家でシャンプーを繰り返したりするのはおすすめしません。成分が合わなかったり、かえって乾燥が進んだりすることがあります。皮膚のケアは、トリミングのときにプロにお任せください。

サロンでできる冬の保湿ケア

マイクロバブルスパ、リッチ・トリートメント、薬用シャンプー、肉球ケア

冬のトリミングでは、洗浄だけでなく「うるおいを守る」ことも大切にしています。SKIPPYでは、ワンちゃんの皮膚の状態に合わせて、次のようなメニューをご用意しています。

  • オーガニックシャンプーとマイクロバブルスパ:細かな泡で毛穴の汚れを落とし、皮膚と被毛をリセットします(全コース共通)。
  • リッチ・トリートメント:シャンプーのあとの被毛にうるおいを与えます(オプション)。
  • 薬用シャンプー:低刺激タイプで、皮膚がデリケートな子に(オプション)。
  • 肉球ケア:冬は肉球も乾燥しやすい季節です。SKIPPYコースには肉球ケアが含まれています。

また、ドライヤーの熱も乾燥の原因になるため、乾かしすぎないように注意しながら、根元までしっかり乾かしています。

冬のシャンプーの頻度は?

冬だからといって、シャンプーの間隔を大きくあける必要はありません。毛が伸びる犬種は、冬も月に1回のペースがおすすめです。汚れや古い角質がたまったままでも、皮膚トラブルの原因になります。

大切なのは、お家で頻繁に洗うのではなく、月に1回、サロンで適切なシャンプーと保湿を行うことです。

冬のスタイルは「短くしすぎない」

冬は、被毛が体を寒さから守ってくれる季節です。夏と同じように短く刈り込むと、体が冷えやすくなったり、皮膚が乾燥した空気に直接さらされたりします。冬は少し長めのスタイルにするのがおすすめです。

ただし、毛を長く残すほど毛玉はできやすくなります。長めのスタイルにする場合は、毎日のブラッシングを忘れずに続けてください。

子犬やシニア犬は、特に体温の変化の影響を受けやすいので、お部屋の温度と湿度にいつも以上に気を配ってあげましょう。

動物病院に相談したいサイン

乾燥によるフケやかゆみと思っていても、皮膚の病気が隠れていることもあります。次のような様子があるときは、動物病院で相談しましょう。

  • かゆみが強く、かきこわして赤くなっている
  • 大きなフケや、黄色っぽいベタついたフケが出ている
  • 毛が部分的に薄くなっている
  • 皮膚からにおいがする

SKIPPYのトリミングでは、30分以上の時間をかけて全身の皮膚をチェックしています。気になる点があれば、お迎えのときにお伝えします。

まとめ

冬の乾燥対策は、お部屋の湿度を保つことと、毎日のやさしいブラッシング、そして月に1回のサロンでのシャンプーと保湿の組み合わせが基本です。難しいスキンケアはプロに任せて、お家ではブラッシングでのスキンシップを楽しんでください。お家ケアの考え方は、「毎月トリミングに通えば、お家ケアはブラッシングだけで大丈夫」でもご紹介しています。

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